『知識の多さ』とマネジメント力
会社では、こういう人がいる。知識の量はピカイチ。誰にも負けないほどの知識量がある。でも、組織をまとめるのが下手で、部下も常に疲弊をしている。
原因はなにか?それは、部下の能力を把握せず、自分の基準値を全くさげずに、むしろ、知識量をひけらかすような・・・表現に終始してしまうから。
せっかくの、高い基準値と(表現は下手でも)部下の能力を伸ばそう・・・という気持ちが、全く部下に伝わらない・・・
どうすればよいのか?
自分の基準値内の最低限許せる許容ラインまで基準値を下げてあげて、
部下にここまでになってほしい・・・という思いと理由を明確にして、そこに賛同を得て、目標を共有する・・・
そして、だんだん部下が、そして 組織ができるようになってくると、次のステップにレベルアップさせるように、課題を与えていけばいい。
コツとしては、だんだん基準値を上げてあげること。
意外とこれができている人が少ない。
あと、最初に張りきった目標を掲げすぎて、組織もそして、指示した自分も
「のど元過ぎて」だらしなく尻すぼみになっていく・・・ということさえ多い。
言ったこと、決めたこと、同意したこと は やり続ける・・・
そして、だんだんレベルアップさせていく・・・
【仕事術:記事58】