制度疲労
【仕事術:記事103】
本日、ある方の挨拶で『制度疲労』という言葉をお聞きした。
早速、言葉の意味を調べると
●制度が運用されているうちに社会状況が変化し、制度の目的と実情がずれてしま
い、うまく動かなくなった状況をいう。
[補説]「金属疲労」からの造語か。・・・・・・・・とある。
移り変わりの激しいこの世の中。確かに、10年前、20年前に作った制度でさえ、
今の時代にそぐわなくなったものも数多いと思う。
それを改善するには、向上心と素直さが必要だと思う。
この『制度疲労』を素直に検証し、素直に認め、今の時代にベター・ベストの状態
に、リニューアル、アレンジ、あるいは廃止・・・していく。
会社(とくに大きい会社)は変化を嫌うところが多いが、変化を恐れていては、先が
ない。
改革・・・と大それずに、いまある制度の『制度疲労』を素直に、冷静に検証するこ
とから始めれば、アレルギーが少ないのでは?と思う。
『小さな変化=改革』を少しずつ行っていけば、『大きな改革』をしやすくなるし、
『大きな改革』への糸口・問題点が見えてくるはずだと思う。