kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

野村監督の言う監督論

【仕事術:記事106】
最近の野村克也元監督のコメントで印象に残ったことがあるので、書かせて頂きま
す。

『説得力、そして重みのある「言葉」を発し、選手から「信」を得られるかどうか。
監督業とはそれに尽きるのだ。』

確かにそうかもしれない。
説得力、そして重みのある「言葉」・・・・

それは、言うタイミング とか その時に最も心に響く、核心を突いている言葉 な
のかもしれない。
それを、その場その場での最適な言い方で表現する・・・・
それが、選手に納得をさせ、言われたことが正しい・・・・と痛感をして、その繰返
しが「信」につながるのではないか・・・

その重みのある「言葉」を言えるには、まず磨かれた人間性。研究心。洞察力。観察
眼。。。 リーダー いや その上のマネージャーにとって必要な全ての素養に卓越
してなければできないのかもしれない。

このコメント(コラム)の中で、野村さんは、
金本・高橋新監督に、この「重み」のある言葉が言えるのか? 難しいだろう・・・
工藤監督もまだまだ、コメントが薄っぺらい・・・
原監督なんかは、易しいことを無理に難しく言おうとしてるのがみえみえで聞いてら
れない・・・
とか相変わらずの毒舌を言われてるが、少々言い過ぎのところもあるような気がす
る。

全く立場が上の、近寄るのも恐れ多い、昔の監督像もいいが、
キャプテンや兄貴の延長で親しみやすい監督もありだと思う。
ただ、今まで大先輩の立場であっても、一線を画して、鬼になり、厳しいことを言え
るか、断行できるかが一番重要になってくるはず。
それを使い分けれれば、現代の新しい監督像を確立できるような気がする。

どちたにしても、本当の「信」を得るのは、「説得力、そして重みのある「言葉」」
であることは納得できるし、自分も 自分を磨いて、自分のかかわる環境の中で、少
しでもそれができるように努力をしていきたい。