体幹とインナーマッスル
【健康アンチエイジング:記事79】
●『体幹』が大切と言われますが、いったい何?
『体幹』についての明確な定義はなし。
指導者によってさまざまな説明がされている。
しかしある程度共通して認識されています。
●「体幹」とは頭・腕・脚以外の胴体すべての筋肉を意味する。
この体幹を鍛えると、まず運動中の体勢が安定。
その安定がより強いパワーを発揮させる。
また、脚の力を腕に伝えるなど力の伝達機能も体幹の役目。
このため、スポーツ時のパフォーマンス向上につながる。
●一方の「インナーマッスル」は、体の表面に見える「表層筋」と呼ばれるアウターマッスルに対しての深層筋のこと。
英語でいうと「deep muscle(ディープマッスル)」。
おもに姿勢を細かく調節したり、関節の位置を正常に保ったりする働きがあります。
◎つまり、両者はイコールの存在ではないということ。
体幹は場所の概念 ≠ インナーマッスルは深さの概念。
体幹を鍛えることにインナーマッスルも含まれますし、インナーマッスルを鍛えるという意味には体幹も含まれます
歌手が体幹を強くする・・・というのはいわゆるインナーマッスルを鍛えて、いつでもどこでも 声を出して、保てる・・・そういう姿勢を、状態を保てる・・・ということを意味するみたい。