正しいランニングフォーム
【健康アンチエイジング:記事98】
①姿勢
背筋が伸びていること(背筋と一緒に腰も伸ばす)
背中が丸まっていたり、腰がひけていると体重移動がスムースに進みません。
ただし、姿勢を意識しすぎるあまり、首や肩に力が入り過ぎるとフォームが崩れる原因になります。
肩甲骨を心持ち引き寄せるような気持で胸を軽く開き加減にすれば、肩が上がらず、力みがなくなります。
②腕の振り
腕の振りも脚の動きに大きく関わってきます。
腕はV字かL字(90度)に曲げ、肘を後ろに振るように意識すると腕は自然に前に出ます。
腕の振りは、小さくリズミカルに振る(全身をリラックスさせる)
③足のはこび方
まっすぐ着地をする
つま先は外に広がらず、内側に入らず、まっすぐに前に向けて足を着地させます。
まっすぐ蹴りだす
蹴り足が外に向くと、膝に負担がかかります。蹴りあげた足もまっすぐ後ろに出すように意識しましょう。
下半身は、着地するときの地面のとらえ方がポイントになります。
基本はかかと着地で、かかとから地面に着き、地面をしっかり踏みしめるようにつま先にむけて徐々に重心を移動させていき、最後に親指の付け根で地面を蹴ります。ただ、非常に遅い速度のジョギングでは、自然に土踏まずより前の部分での着地になります。遅い速度でかかと着地をすると足首や前脛骨筋が痛くなって走れません。
足の運びは、着地の時はかかとから入り、足の裏で、からだ全体を支え、次のステップへ移動する(着地時には、膝を少し曲げて衝撃をやわらげることを忘れない)
かかと着地に対して、足裏全体で着地する「フラット着地」が最近注目されています。