kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

中年期の適度な運動は、脳にも良い

【健康アンチエイジング:記事104】

 

【脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に 米調査 (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュー
ス】
「運動をすれば血流が増え、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知
力の低下を防げるかもしれない」と話している。

⇒ 適度な運動は脳を活性化させるのは間違いないですね。

  脳の神経ネットワークが活発になるので、脳が身体を衰えさせないように働くの
は当然のこと。


■以下、YOHOO記事より

中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結
果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。

 脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。しか
し研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可
能性があるという。

 米ボストン大学などの研究チームは、認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1
500人にランニングマシンで運動してもらうテストを実施し、20年後に再度テス
トを行って、脳の状態を磁気共鳴断層撮影(MRI装置で調べた。

その結果、20年後、ランニングマシンの運動成績が良くなかった人は、脳が萎縮し
ていることが分かった。

 運動成績が低かった人のうち、心疾患の症状がなく、高血圧の薬も飲んでいない人
は、脳の老化が1年分加速していた。一方、心疾患の症状があったり薬を飲んだりし
ている人は、2年分の脳の老化が進んでいた。

 運動能力は、ランニングマシンで心拍数が一定の数値に達するまで走れる時間で
定した。

 運動能力と高齢者の認知機能との関連は別の研究でも明らかになっている。201
5年5月には、中年期の運動能力が高いほど、5年後の脳の萎縮も少ないという研究
結果が発表されていた。

ボストン大学医学部のニコール・スパルタノ氏は今回の研究結果について、特に心疾
患を持つ人にとっては脳の加齢を防ぐために運動が大切なことを物語っていると解説
する。脳の健康のためには中年期の運動が大切だと同氏は説き、「運動をすれば血流
が増え、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知力の低下を防げるか
もしれない」と話している。