kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

時代はカスタマイズ①

【その他:記事79】

カスタマイズがスタンダードになる・・・とよく言われる

「自分だけのアイテムをカスタムできます」。こんなフレーズを掲げるお店や企業が
 多くなっている。

※例 シューズ・スーツ・洋服・化粧品・・・等

 アメリカで完全オーダーメイドのシリアルバーを販売する
「ユーバー(YouBar)」の経営者、アンソニーフリン氏によれば、「これからのビ
ジネスでカスタマイズはスタンダードになる」とのこと・・・

その根拠は?

 ■「みんなと一緒=良いこと」の時代は終わった

アメリカにしろ、日本にしろ、数十年前までは「大量生産大量消費」がビジネスの主
流でした。日本では「一億総中流時代」「新・三種の神器」「3C」などがキーワード
になり、周囲の人たちの同じモノを持つことが豊かさの指標とされました。

これは現在でもまだ根強い感覚で、「周囲の人たちと違うこと」に不安を覚える人は
少なくありません。コンビニチェーンやファストフードチェーンなど、全国どこでも
同じ味・同じ商品が手に入るという画一的な生活こそがこれまでの消費者の、そして
ビジネスの「正解」になっているのです。東京電力会長の那須翔氏は日本が大きな成
長を遂げた要因の1つとして画一的なものへの傾倒を挙げています

成功すればするほど世の中は画一的になるという一つの公式が出来上がってきまし
た。

引用:那須翔の名言 格言|成功すればするほど画一的になる日本社会

しかしいまやこの「公式」は崩壊寸前です。

たくさんモノがあること」はすでに当たり前になり、何の自慢にもなりません。

それどころか「断捨離ブーム」を見てもわかるように、「モノを捨てること」が豊かになるための手段としてもてはやされています。

「豊かさ」の内実が「所有の量」から「所有の質」へとシフトしてきている、
というわけ。

この「所有の質」を上げるためのキーワードこそが「カスタマイズ」です。