kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

2016読書15冊目『超人脳』苫米地英人著

 

【その他:記事81】

ディベートなど 論理的思考力をみにつけるための訓練を紹介してくれている

論理を身に着け、論理を超えた 超論理の境地まで達しよう・・・というのがこの書
のねらい。

『超人脳』苫米地英人著の例題を復習しながら、トゥールミンロジックを学ぶ

ロジック検証

D論理(データ)=論理の根拠となる、状態、事実など最初に呈示される説明情報

→ 中国ではインフレ懸念が高まっている

●C論理(クレーム)=論理として構築されるひとつの主張

→ したがって預金準備率を上げるべきである

●W論理(ワラント)=クレームの根拠としてデータが利用可能であることを正当化
する情報

→ 預金準備率を上げると、市中銀行から資金が吸い上げられるので、インフレ懸念
が避けられる

●B論理(バッキング)=ワラントが正しいことを支持する証拠~情報

→ 預金準備率が引き上げられたときに、実際に市中銀行化から資金が吸い上げられ
た証拠・・・あるのか?

⇒ ①攻撃:銀行から資金が吸い上げられるとインフレが実際に避けられるか因果関
係を問う など

●Q論理(クオリファー)=クレームの相対的強度の定量的な表現

→ 預金準備率を引き上げるとどの程度インフレ懸念を避けられるか、定性的、定量
的な論理

⇒ ②攻撃:定量的な数字についてインフレ抑制効果があったといえるか定性的に考


●R論理(リザベーション)=クレームに対する例外を主張する論理

→ 準備率限界まで貸し出しに回される経済理論上の理想的ケース以外の留保性向の
考察

⇒ ③攻撃:中国経済の具体的統計を例に預金準備率引き上げがインフレ抑制効果が
ないと反証