kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

フィンテックとは?

【その他:記事109】

最近、よく耳にし始めた、フィンテックという言葉。

ファイナンス・テクノロジーのこと。

人工知能(AI)やビッグデータの活用などのテクノロジーの進歩に伴い、これまでにない変化が様々な分野で起きています。金融の世界も例外ではありません。金融と最新テクノロジーが融合した「フィンテック」と呼ばれるイノベーションが急速に進行しています。金融業界を取り巻く環境は、今、大きく変わりつつあると言えるでしょう。

 

 
 

 

フィンテックとは?

 

 

フィンテック(FinTech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。 ビッグデータ人工知能(AI)などの「最新技術を駆使した金融サービス」を表した言葉です。フィンテック分野への投資金額は年々増加しています。フィンテックに関する話題が新聞紙面を飾る機会も増えており、注目が高まっています。

 

 

【世界のフィンテック投資額の推移・予想】

 

 

 【世界のフィンテック投資額の推移・予想】

 

 

(注) 

予想は Market Research.comによるもの。

(出所) 

Market Research.comより野村證券投資情報部作成

 

 

【2015年のフィンテックを扱った記事件数】

 【2015年のフィンテックを扱った記事件数】

 

 

 

 

(注1) 

15年各月の1カ月間のデータを使用。

(注2) 

キーワードは「フィンテック」、媒体は「日経各紙」、期間は「1カ月」で15年12月2日に検索したもの。

(出所) 

日経テレコンより野村證券投資情報部作成

 

 

 
 

 

フィンテックの事例

 

 

フィンテックの進展により、既存の金融サービスを補完・発展させたサービスが登場しています。新しいビジネスモデルも登場しており、今後も多様な金融サービスの創出が期待されています。

 

 

クラウドファンディング インターネット上で金融機関を通さず行われる投融資のこと。企業や個人の資金調達の方法が多種多様になると共に、投資家の需要も取り込んでいます。

 

●新しい決済サービス 「簡便かつ低コスト」を実現した新しい決済サービスやプラットフォームが登場しています。決済に追加機能を付けて顧客の利便性の向上に寄与するビジネスモデルも登場しており、スマートペイメント市場は拡大を続けております。

 

●ロボアドバイザー(AIによる投資アドバイス) インターネットを通じて投資家が自己診断を行い、コンピューターが投資家に適したポートフォリオを提案してくれるサービス。ポートフォリオの構築やリバランスをコンピューターに任せることでコストの削減とパフォーマンスの向上を目指しています。

 

アルゴリズム取引 株価や出来高だけでなく様々な情報を基に、コンピューターシステムが、タイミングや数量を決めて売買注文を繰返す取引。近年は米国の機関投資家だけでなく、国内の機関投資家にも普及しています。

 

●仮想通貨(ビットコイン インターネットを介して流通している電子マネーの一種。世界最大のビットコイン交換所を運営していたMTGOXの民事再生申立てにより、仮想通貨全体の時価総額は落ち込みましたが、仮想通貨の種類は増加を続け、時価総額も反発しています。

 

 

フィンテックの分類】

 

 【フィンテックの分類】