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ヘモグロビンA1c(HAb1c)値とは 【健康アンチエイジング:記事207】

ヘモグロビンA1c値とは

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糖尿病とヘモグロビンA1c

血液検査にいくと、検査結果の中に、「HbA1cという項目があります。糖尿病に関
してある程度知識がある方なら、十分理解できるかもしれませんが、それほど詳しく
ない方にとって、アルファベットと数字だけ並べられても何だかよくわかりませんよ
ね。

実はこれは、ヘモグロビンA1cという言葉の略で、検査結果から自分自身の血糖状態
を知る上で、非常に重要な数値の一つなんです。

ヘモグロビン(Hb)とは、聞いたことがある名前かもしれませんが、血液の赤血球
含まれているタンパク質の一種です。これは、酸素と結合して酸素を全身に送る役目
を果たしています。

このヘモグロビン(Hb)は、血液中のブドウ糖と結合するという性質を持っているん
です。そのブドウ糖と結合した物の一部分が、ヘモグロビンA1cと呼ばれています。
血液検査の項目では、この部分に注目することが必要になってきます。

通常、赤血球の寿命は4ヶ月と言われていますが、その間に赤血球は血管の中をグル
グル周っていきます。その時に、血液中の余分のブドウ糖と次々に結合していきま
す。血液の中に余分のブドウ糖があって、高血糖状態が長く続くとヘモグロビンとブ
ドウ糖は、どんどん結合していきます。

つまり、血液検査の結果、このHbA1cの値が高ければ高いほどたくさんのブドウ糖
余分に血液中にあってヘモグロビンと結合してしまった、という訳なんです。

正常な人であれば、HbA1c値は 5.8%(NGSP値6.2%)以下とされています(※)。
 一方、それ以上の数値ですと、高血糖状態が続いていた、ということになります。
この数値が、8.0%(NGSP値8.4%)を超えた状態が長く続きますと、色々な合併症を起
こすと言われていますので、多くの医療機関では、この数値を下げることに主眼がお
かれています。



HbA1cを下げる5箇条
①食べる順番を気を付ける

 野菜 ⇒ おかず ⇒ スープ・味噌汁 ⇒ ごはん

食物繊維を先に食べる

 ⇒消化に時間を要する

食物繊維
 ・善玉菌を増やす、発がん物質を減らす
 ・コレステロール、糖質、塩分の吸収を防ぐ
 ・免疫力を高める
 ・便通が良くなる
 ・口腔内を清潔にし、虫歯や歯周病を予防する

③よく噛む

 ⇒ 満腹感・唾液が出る
 ⇒ 歯周病予防になる

④脂質の摂り方を工夫する

 ・オリーブオイル ~ オメガ3系 青魚・えごま油・しそ油
  心臓病予防に効果的、認知症予防に効果的、優先的に燃焼し肥満予防

⑤ビタミンB1を摂る

 ・ブドウ糖をエネルギー変換する際に必要
 ・神経伝達物質に関与(手足のしびれ等)
※ 甘いもの好き、糖質を多くとる人は、エネルギー燃焼のため、ビタミンB1をた
くさん消費する

+α

■お茶のカテキンは血糖を下げる作用あり

■ナットウキナーゼは血液サラサラ血栓予防

■お酢のクエン酸ブドウ糖燃焼を促進

■ネギ類のアリシンがビタミンB1の働き促進

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