社長に必要な能力??? ① 【仕事術:記事166】
私が籍を置いてるのは、大手一部上場会社である。
最近、ことによく考える。
会社で出世する・・・ということはどういうことなのか?
どういう人間が、求められているのか???
1万人以上いる会社だから、そこで、専務・副社長・社長に上り詰めるのは、それはそれは大変なことである。
ただ、そのポストまで行く人間が、誰からも、「あの人なら、そのポストにふさわしい・・・」とみんなから思われる人間か???というと、必ずしもそうではない。
なぜなのか???
また、そのポストまで行く人間が、現場の前線にいたころ、実績が素晴らしかったか??? プロの仕事ができていたか???というと 必ずしもそうでない場合が多い。
ただ、そういう人間は、当社では、学歴も多少はあって、若いころから、『路線』が敷かれているようである。
私には、敷かれているかわからない。
すねてるわけでもない。
じゃあ、なんなのか???
当社でいうと、冷静沈着・・・動じない・・・といった感じの方が多いような気がする。
これはこれで、すごいことなんだが、
大会社特有の、 改革心欠如 ~ 実績至上主義・経験知最優先 ・・・ につながっている。
マインドチェンジ・・・ とか 言っていても、 所詮、 超マイナーチェンジくらいのレベルでしか、改革ができない。 とにかく、改革のスピードが遅い。
いいばかりではないが、新興企業とのスピード感はまるで違うと思う。
新入社員から這い上がり、徹底的に、会社最適の判断基準・行動基準を植え付けられて、その模範になりうる人間と認めらえた人間が出世するのかもしれない・・・
だから、本当の改革なんかはできないのかもしれない・・・
時代に遅れない程度に変化していくことを『改革』と称して、実は、変わりたくない・・・という姿勢のほうが強いような気がする・・・
このことは、答えは出ないが、また書いてみたい