超変革 サラリーマン編(カープに学ぶ) ② 【仕事術:記事170】
ご存知の通り、今年 できすぎくらいに『神ってる』カープ。
このできすぎは 決して 偶然ではない。
昨年とあまり メンバーは変わっていない。大きな穴は マエケンが抜けたこと。
だが、昨年の失敗・屈辱を素直に反省し、
まず 打線の改革に秋季キャンプから着手した。 そして チームは異例の 石井琢朗・東出・迎の打撃コーチ三人制を敷いた。
そして、約1100あり 首位のスワローズに200も多かった三振を減らすことを目標に置いた。キャンプでは 1000~2000スイングを選手に課し 選手もその意味をしっかり理解しついていった。
その 三振を減らすこと が 『次につなぐ』という共通の意識を 強固なものにした。
三振を減らす・・・という意識は、追い込まれたツーストライクから、右打ち につながり それが ヒット~進塁打へとつながった。
その意識が、打線への信頼を生み 次のバッターへの信頼を生み それにこたえるバッティングをすることが より信頼感を生むという相乗効果を生み 打線への信頼が 同種までも 粘り強いピッチングを促し、チーム力が大きくアップしてしまった。
共有の目標・・・ベクトルを合わす・・・と簡単に言うが、徹底的に 『三振を減らす』『次につなぐ』という意識を 極限状態練習で 頭だけでなく 身体全体に泥にまみれて 浸透をさせた。
そこまでやったら 徐々に結果がでてくるごとに 自信が生まれてくる・・・『やってきたことが間違いではない』という自信が確信に変わり、それさえ続けていけば勝てる・・・という あれこれ考えないリラックスできるプレーにもつながった・・・
これは サラリーマンの世界でも生かせるのではないか。
反省を生かした 『小さな目標』を共有
そして、その『小さな目標』に向かって、徹底的に全員が向かう。
そして、全員で、その『小さな目標』に向かってやったことが間違いではなかったことを体感する。
あらためて 『小さな目標』が 実は 『大きな目標』への小さくはない 絶大な一歩であった・・・ということを全員で体感する。