強い現場を作る(改善と改革)【仕事術:記事178】
◎「改善」と「改革」はどちらか一方だけを選択するというものではなく、共存させるべきものである。
改善も満足にできていない会社が、改革を振りかざしても上手くいくわけがない。
改革をビジネスで例えると
「5~10年ごとに行うべきビジネスの仕組みの構造的変革」・・・
(例)
市場環境、競争環境、顧客ニーズは日々変化していく。
現場はそうした変化に対応するために、知恵を絞り、必死についていく。
しかし、時にはビジネスの「ゲームのルール」を変えるような大きな外的変化が起きる。
規制業界が自由化されたり、外資が本格的に参入したり、顧客の購買行動が劇的に変化したりという「不連続の変化」が起きた場合、現場がいくら改善活動を積み上げても、新たなゲームのルールに沿った競争力を確保するのはきわめて困難である。
そうした場合に求められるのが「改革」であり、ビジネスの仕組みそのものを構造的に再構築する必要がある。