kenkostyle2050’s blog

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強い現場を作る(改革は一直線にはいかない)【仕事術:記事179】

改善と改革は違う。

 

改善は基本的に同じ価値観のもとで物事をよりよく変えていくことを意味しているから、そのまま混乱なく進むことも多い


■改革というのは計画的に、一直線に進むとは限らないものである。

 

 改革は、それを前に進める過程で価値基準の転換を伴うために、しばしば混乱が生じる。

 現実には、価値基準の転換に伴う混乱を経ることなしに改革が進むことは、ほぼありえない。

 「混乱を上手にマネジメントし、乗り越えていくこと」が重要。

(例)どんな会社にも、その会社を良くしたいと思っている人はいる。
   ただ、そういう思いの強い人ほど、往々にして、性格的に角が立っていたり、問題意識が前面に出るためにあくが強かったりする。

   そういう人たちは、会社を良くしたいという思いにおいて目指すものは同じだか ら、協力し合うべきだし、することができるはずなのに、実際には互いに仲が良くないことも多い。

「あいつのここが気にくわない」
「あいつはここがダメだ」・・・・・など。

こういうときこそ、現場をとりまとめるリーダーの手腕が問われる。

【そのリーダーのレベルが低い人ならば】

⇒ 過去の延長線上から物事を見る人は、どう考えても、こんなふうに仲が良くない人たちをチームにまとめ上げるなどということは無理だし、時間のムダ、という現実的な判断をする。

【そのリーダーがレベルの高い人ならば】

⇒ 「まずどういう状態を目指したいか」にこだわる。

  「会社を良くしよう」という一転において、彼らがつながることができれば大きな力になる。
   目指す姿がはっきりすると、そこに行き着くためにはどうすればいいか、と考えるのだ。

   

◎つまり、しっかりと現場・組織の目指すべき方向・ゴールを認識・納得・理解をさせて、思いを共有し、個々の能力の最大限をいかに発揮させられるか・・・をマネジメントすることが 強い現場・組織を作ることになる。