ダブルぺリア方式を理解して、ゴルフコンペに強くなる【健康アンチエイジング:記事219】
ゴルフコンペ。
せっかく、大切な休日の時間とお金を使うなら、ゴルフコンペで勝つ確率も少しでも上げたい。
よく使われるのが、ダブルぺリア方式。
単純に言うと、隠しホールのろころだけで もらえるハンデが決まる。
●ダブルパーカット ならば、
隠しホールpar5のところは、どんなに叩いても、10打として計算される
隠しホールpar4のところは、どんなに叩いても、 8打として計算される
隠しホールpar3のところは、どんなに叩いても、 6打として計算される
●トリプル(ボギー)カットならば、
隠しホールpar5のところは、どんなに叩いても、 8打として計算される
隠しホールpar4のところは、どんなに叩いても、 7打として計算される
隠しホールpar3のところは、どんなに叩いても、 6打として計算される
隠しホール の もらえる ハンデ合計×1.2=ハンデ総合計 となる。
隠しホール → 前半6ホール + 後半6ホール
前半 par5×1ホール・par4×4ホール・par3×1ホール
後半 par5×1ホール・par4×4ホール・par3×1ホール
Par5→ 全4ホールのうち、隠しホール2ホール 50%
Par4→ 全10ホールのうち、隠しホール8ホール 80%
Par3→ 全4ホールのうち、隠しホール2ホール 50%
ということは
【勝つ確率を上げるコツ①】
par4のミドルホールは80%隠しホールなので、叩くなら、par4でたたく。
【勝つ確率を上げるコツ②】
ダブルパーカット か トリプル(ボギー)カットかを頭に入れておき、叩きまくったら、隠しホールに入ってることを祈って、何打叩いても気にしない。~気分を切り替える。
【勝つ確率を上げるコツ③】
ロングホール・ショートホールは 隠しホール確率50%だから、ハンデをもらえることなんか期待せず、少しでもスコアがよくなるように集中する。
【勝つ確率を上げるコツ④】
隠しホールは ほとんどのコースで、出だしホールと上がりホールは除外される。
1番・9番・10番・18番
(例)アウトスタートで 1番がロング 9番がミドルなら
おのずと前半の隠しホールは、もう一方のロング
9番以外の5ホールあるミドルのうち、実に4ホール・・・となる。
そうすると、隠しホールを予測しやすい。
スコアを崩すなら、隠しホール
隠しホール以外はとことん頑張る・・・笑
【勝つ確率を上げるコツ⑤】
ダブルぺリア方式だの、ハンデだの、全く気にせず、自分ゴルフの実力を上げることが、実は一番、『気持ちいいゴルフ』ができる。
~ダブルペリアの計算方法~
コンペで幹事さんが、
『隠しホールは 東コース① ③ ④ ⑥ ⑦ ⑧、西コース② ③ ④ ⑥ ⑦ ⑨
各ホールはW(ダブル)パーカット、同ネットはグロス、年齢です。』
まず、ダブルペリアの隠しホールは12あります。
そして、W(ダブル)パーカットというのは、〝隠しホール〟の上限スコアの事であり、
Par3の隠しホールなら、8叩いても6、Par5なら14叩いても10として計算される。
パーの倍の数字までしかハンディに反映されません。
つまり、それ以上叩いてしまうと損してしまうということです。
コンペによってはトリプルカットもあります。トリプルカットはパーに対して+3までです。
例えば、par5なら、8まで計算します。10でも、8としてカウントします。
では、スコアカードを照らし合わせながら解説していきます。
赤マルが隠しホールです。先程、幹事さんが読み上げたホールです。
この赤マルの隠しホールのパーに対していくつオーバーしているか計算します。
この時、バーディーは-1と計算します。
東コース(OUT)
①par4に対してスコアは5なので+1
③はバーディー-1
④は7ですが、ダブルパーの6までのカウントなので、+3
⑥はパーなので、0
⑦par5に対してスコアは6なので+1
⑧はパーなので0
東コースは隠しホールのパーに対してトータル+4
西コース(IN)
②par3に対してスコアは4なので+1
③はパーなので0
④はpar3に対してスコアは6なので+3
⑥はバーディーで-1
⑦はボギーで+1
⑨はpar5に対して11。この場合ダブルパーカットの上限は10まで。
よって+5
西コースの隠しホールのパーに対してトータル+9
東コース(+4)+西コース(+9)=+13
そして、ダブルペリアはこの数字に1.2をかけるとハンディが出ます。
13×1.2=15.6
これがハンディキャップです。
この時スコアは93なので
93-15.6=77.4がNETのスコアです。
【どのレベルの人が一番、優勝しやすいか?】
仮に、どのホールも、オーバーパー数が同じにプレーできるロボット人間がいたら・・・
その人の各ホールのオーバーパー数=S とする。
その人のスコア → 72+18S
その人のハンデ → 12S×1.2
ダブルぺリアNETスコア = (72+18S)ー12S×1.2
= 72+3.6S
(全ホールオーバーパー数▲1の人=54で回る人)→ NET 68.4
(全ホールオーバーパー数0の人=72で回る人) → NET 72.0
(全ホールオーバーパー数1の人=90で回る人) → NET 75.6
(全ホールオーバーパー数2の人=108で回る人)→ NET 79.2
(全ホールオーバーパー数3の人=126で回る人)→ NET 82.8
トリプルパーカットなら、これ以上悪い人はハンデ打ち止め~NET悪くなるだけ
(全ホールオーバーパー数4の人=144で回る人)→ NET 86.4
よく、90前後が一番優勝しやすい・・・というがそうでもない。
ただ、パープレーで回る人はこれ以上良くならない。
仮に90で回る人が、隠しホールで 1スコアを崩すと・・・
1ー1.2×1=▲0.2
隠しホールで1打悪くなるごとに、NETスコアが0.2下がる・・・
・・・でも、どのレベルが一番優勝しやすい・・・というのは、、、、確率的には、うまければうまい人ほど優勝しやすい・・・
ただ、 80代くらいの人が、たまたまトリプルボギーをたたいて、そこが隠しホールでそういうホールが重なった・・・という人が優勝しやすい・・・
結局、こそくなことを考えず、うまくなった人が、優勝しやすい・・・ということか。