フルマラソンの時の 小便はなぜ 真っ黄色になるのか?【健康アンチエイジング:記事258】
尿は腎臓で作られますが、
濾過と再吸収の2段階に分かれる。
最初に糸球体で血球やタンパク質以外の成分が広く漉し出されます(原尿と呼びます)。
次に尿細管で体に必要なものが再吸収され、尿が作られます。
尿は基本的に「要らんもの、余ったもの」でできています。
●体内が水分過多であれば、水の再吸収は抑えられ、薄い尿が作られる。
※通常、尿の黄色を決めるのは主にビリルビンという色素。
これは尿中には必ず含まれてる。
色が薄くても、当はわずかに黄色い。
● 一方、運動して汗をかけば水分が不足するので、水は盛んに再吸収され、濃い尿に。
だから、色も濃くなる。
● 激しいスポーツで赤血球や筋細胞が壊れた場合、そこに含まれる色素が尿に出てきて色は茶色っぽくなる。
※ 茶色い尿が出るほど 激しすぎる運動は あまりしないほうが良いと思います。
● 茶色の尿 ➡ 血尿だともっとよくない。
●ビタミン剤や栄養ドリンクでビタミンB2を大量に摂った場合も、余分な分が尿中に出てくるため、尿は蛍光色の黄色になる。