kenkostyle2050’s blog

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物事を『白黒はっきり伝えられる人』『グレーにしか伝えられない人』【仕事術:記事326】

いつもいつも

会社の主張を社長が伝えるわけにはいかない。

会社の主張を持って、営業マン・担当者が 得意先と交渉に臨むことになる。

 

そこで、伝え方は その個人に任されることが多いが・・・

その伝え方にも、技量の差が大きくでる。

 

単なる『おつかい』 単なる『メッセンジャーボーイ(おやじ)』

の 全く打ち合わせする意味のない人間もいる。

 

会社の意向をきちんと把握し、きちんと腹に落とし込み、さらに 自分の説得力ある言葉に変換し、白黒はっきり伝えらえたうえに・・・交渉難航した場合に、『落としどころ』まで提示し、まとめてきてしまう『優れた人』もいる。

こういう人は、会社の白黒をわかっているのは当然として、どこまで以上は『白』

どこまで以下は『黒』という 会社の基準を深くわかるからなせる業だと思う。

 

物事を 『グレー』にしか伝えられない人は、

はっきり言って『グレー』ではなく、オブラートに包んでいるうちに、

ねじ曲がって伝わったり、

「こうこうこういう場合には、こうこうこういう理由で受け入れられない・・・」

という会社の主張も うまく伝わらず 真意も伝わらず

「こういう場合は 全く受け入れられない」という 強硬姿勢しか伝わらずに

交渉決裂してしまったり、その尻ぬぐいで さらに上の上司が「火消し」に回らなくてはならなかったりする。

 

この『グレー』にしか伝わらない理由は

● 伝える人の技量が足りない

● 伝える人の真意・本質の理解が足りない

のがほとんど

 

だが、人材にも限りがある。

技量が足りない人を使わねばならない場合

● 徹底的に 想定問答 も 含めて 『交渉シミュレーション』をして臨む

● 真意・本質をきちんと説明できるまで、送りだす側は確認する。

 

それができてから

● 妥協できるラインは『このライン』という 基準値を明確にする。

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