部下の登用・・・人それぞれ【仕事術：記事461】

年度末・・・会社は　人事異動の季節である。

後任選び　や　配下の組織への責任者配置・・・

いろいろ考えさせられる時がある。

素直に　「この人は　このポジションにふさわしい・・・」

　　　　「この人は　ここからステップアップしていきそうだ・・・」

という　周囲から見て　いわゆる　『良い人事』『適正人事』もある。

はたまた　「なぜ　この人なのか？」「この人で良いのか？」といった人事もある。

前者には　選ぶ側に　「その部署が良いものになってほしい」

　　　　　　　　　　「その人によりステップアップしてほしい」

という　いわゆる　『良い選び方』をしている・・・

後者には　選ぶ側に　「この人を配置しておけば　自分が助かる　自分のためになる」

という　いわゆる　『自分本位な選び方』もある・・・

選ぶ側にとって　都合のよい人事は　必ずしも悪いとは限らない・・・

選ぶ側が　やりやすくなることは　良いかもしれないが

そこに　「こいつは俺にとって　扱いやすく　イエスマン」というような感覚で

その後の　組織の事よりも　自分が力を誇示し続けたい・・・としか思えない人事も

実はある・・・

結局は　組織より　自分優先の考え方を持ち続けている人間だ。

私は　今後も　こんな　　恥ずかしい人間では居たくない。

組織最適が何か？　を常に　冷静に考え

そこに　必要と思わば　時には　『嵐』も巻き起こすことも辞さず・・・

そして　時には　『奥ゆかしく』そっと　見守り　さりげなくフォローできる・・・

『激しさ』『厳しさ』『やさしさ』『強さ』を持ち合わせたリーダーでいたい。