『ヒューリスティック』の危険性
【仕事術:記事111】
今日、初めて『ヒューリスティック』という言葉を聞いた。
この言葉の意味 → 人間が短時間で回答を得るために、合理的だが、短絡的な思考
方法
(例)猛獣に襲われそう → 逃げる・戦う・死んだふりする・・・即座に正しい選
択をする能力。
いわば、本能的な能力かもしれない。
アスリートなら、鍛練をしたうえで、あとは即座に反応をしていく・・・その能力が
より正しくなるように、練習を積む必要があると思う。
ただ、それ以外の人間は、この『ヒューリスティック』がしばしば悪いほうに向かう
ことがあるみたい。
「経験や知識から・・・」
「瞬時に結論を出そうとして、よく考えない・・・」ことの慣れてしまいがち・・・
気を付けなければならないのは、この時の瞬時の判断が、必ずしも深い思考でないた
め、常に正しいとは限らない・・・ということだ。
●「今までこの方法で平気だったから、今度も大丈夫だろう・・・」 → 利用可能
性ヒューリスティック
●「見た目がこんなにきれいだから、きちんとしてるから、他も全て大丈夫だろ
う・・・」 → 感情ヒューリスティック
●「新しい、最新のもの(機械)だから、多少無茶しても危険ではないだろ
う・・・」 → 代表性ヒューリスティック
これは人の性質みたい。 なので、これからさらに変化する世界では、今までの経験
知だけに過信せず、
「ちょっと待てよ・・・」
「もしかしたら・・・・」
という慎重な姿勢もより必要になってくるのかもしれない。
昨日、書かせて頂いた、不定冠詞を定冠詞にする = a・an を theにする
→ 常に物事をはっきりさせ、根拠を確認する・・・ということ姿勢が重要にもな
りますね。