kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

筋トレは柔軟性を低下させる?

【健康アンチエイジング:記事125】

 筋力トレーニングを行うと体が硬くなるのか?。

結論は、筋肉そのものは硬くならない

正しい方法での筋力トレーニングは、筋肉を大きく伸ばし、そして縮める作業の繰り
返しであるため、筋肉の柔軟性をアップさせる効果があります。
逆にずっと動かさないでいた方が筋肉は柔軟性を失って、硬くなってしまうのです。

ガッチリと筋肉の付いた逞しい体は何となく硬そうに見えるかもしれませんが、筋肉
が硬くなるのは力を入れている間だけ。
筋力トレーニングそのものが柔軟性の低下につながっているわけではありません。

もしも本当に筋肉を鍛えることで柔軟性が低下するなら、鍛え抜かれた太い脚の筋肉
を持つ力士が、脚を180度に開く「また割り」を行うのは難しいはずです。

ただし、筋力トレーニングは柔軟体操そのものではありませんので、ストレッチをサ
ボっていると「運動しているのに体が硬い」という体になってしまう可能性は大いに
あります。

力強くて柔軟な体を手に入れるためには、柔軟性を向上させるためのトレーニングも
大事だという事を認識する必要があるのです。

可動範囲が狭くなる場合もある
しかし、筋肉の付き方によっては関節の可動範囲が狭くなるという場合もあります。

例えば上腕二頭筋が大きく筋肥大すると、腕を曲げる際に筋肉の体積が邪魔になるた
め、「自分の右手で自分の右肩を触る」というような姿勢がとりにくくなります。

筋肉の場所や肥大の程度と協議内容によっては稼動範囲に影響が出ることがあります

(ピッチャーが上半身ムキムキになり過ぎると、投げるのに不適になる・・・等)