大会社で出世する・・・ということ
【仕事術:記事149】
いま、私が籍をおいているのは、大会社だが・・・
出世争いを見ていて、滑稽にさえ見える時がある。
その出世争いもさることながら、その出世争いに関係ない者たちまでもが、
「誰が次期社長か・・・???」
「誰が次期支店長か・・・???」と盛り上がっている。
あほらしくなる。
確かに、それなりの人間性をもった人が偉くはなっている。
ただ、そうでない場合もあるから不思議だ。その立場の人間の中では、それなりに、その人もうまくやっているのだろう。
一部上場の大会社の多くは、社長の在任期間は、5~8年くらいのところが多い。
自分はここにもったいなさを感じる。
一度社長が現れたら、その、ちょっと下で優秀な人間は、社長にならずに、副社長止まり・・・もしかしたら、社長をやらせたら、もっと結果を出す人かもしれないのに・・・???
タイミングとめぐり合わせと、出会った上司、学閥、、、、で左右されてしまうのが、現状だ。しかも、会社は、出世について、決定機関は、全て身内。
身内だけの評価で決めてしまっている。
株主や社外からの評判も参考にはされてるかもしれないが、所詮、身内での評価が一番影響力を持つ。
だから、社内営業に一生懸命なる馬鹿も出てくる。
大会社で出世するということは、努力とはまた違うものが影響してしまうから、気にするほうが意味のないこと。
社長になれないが、社長以上に優秀な人間は、自分の能力を遠慮なく、思う存分使える環境に身を置いたほうがいいと思う。
会社に育てられたから、恩返しを・・・とか、あまり考える必要ないと思う。
そこまでの道中、十二分に、できない社員の分まで、会社に利益を与えてきてるはず。
自分は、どこまで、会社で頑張ろうかな・・・。