『管理』『コントロール』と『支配』は違う・・・【仕事術:記事206】
以前 管理者ではなく、管理バカになってしまっている・・・という人間の話を書いた。
最近、その管理バカに対する 不平不満をよく耳にする度合いが増してきた。
その人間の 仕事ぶりをよーく観察してみると・・・
管理しなくてよい部分にまで、自分の独りよがりの思いを押し付ける・・・
管理ではなく 『支配』したがって 人の心が離れていくのだな・・・と思った。
そして、その『支配』したい思いも、 どこか 上層部への自己アピールにつなげたい思いがありあり・・・
これでは 全く 人はついてこない・・・
人の心は離れていく一方だ・・・
方針・ゴールだけは きちんと指示し・・・共有し・・・理解させ・・・
ベクトルを合わせ・・・
そのなかで、自由に のびのびと気持ちよく 時には 厳しく、愛のある叱咤激励もありで・・・ 管理をすればいい。
その 方向性や スケジュール観 が ずれないように、 チェックをして 軌道修正が必要ならば、させればよい。
これが 管理 であり 正しいコントロールの姿だ。
どうでもよいことにこだわり・・・
しかも そこに 自分最適・・・という エゴが入ってしまうならば、 もう 『管理者』としても資格はない。
もちろん、部下もついてこないから、『管理者』としての 仕事はやりきれない。
こういう 人間が 『管理者』のポストにつかないように つけさせないように するのが 後進を選ぶ『管理者』の仕事でもある。