kenkostyle2050’s blog

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国学院久我山高校の『制約を受け入れる』姿勢は素晴らしい

【その他:記事56】

国学院久我山高校 サッカー部は朝練も自主練のための時間もなし。長年、平日2時
間程度の練習時間でテクニックと判断力を高めているそう。

サッカー部はスポーツ推薦対象クラブの一つであるため、セレクションを実施した上
で有望な選手を推薦入学で獲っている。しかし、評定平均の基準が高いため毎年のよ
うにスタッフが欲しいと考える選手を獲れない事態が起こる。しかも、推薦で獲れる
選手の数も一桁に抑えられている現状だが、こうした学校側からの様々な制約につい


李済華(リ・ジェファ)総監督によると

スポーツ推薦対象クラブでも、なかなかスタッフが欲しいと考える選手を獲れないら
しい。(成績も基準点があるため)
獲れても、一桁に抑えられているそう。

自由に選手が獲れない。練習スペースが思うように確保できない。18:15には完
全撤収。朝練もなし。。。。。
様々な学校側の制約があるそう。

それでも、発想を変え、
「制約があるからアイディアと工夫が生まれるんです。制約があることで創造性も出
てくる。逆に、制約のないところで創造性は出てこないと思いますよ」
と言われている。

◎「制約を受け入れる」度量も継承
◎「規則の二重性はない」

「僕は与えられた環境で結果を出すことに少し憧れを持ってやってきました。『カッ
コイイ』とまでは言わないですけど、久我山というのは文武両道のチームで、高校
サッカーにおいて他校には見られない、もしかすると1つだけかもしれないチーム。
そこにすごく誇りを持っています」と話している選手もいる。

個人的には、こういうスタンスのチームは大好きだ。
推薦だけで、他県からの選手ばかり集めたチームは、それはそれでいい。そこで強く
なるのも楽ではないが、ある程度結果が出て当たり前。
逆転の発想で、『制約』を逆手にとって、その中で、最大限の結果を出そうとする姿
勢は、社会人になって、その競技を離れたときに、もの凄く生きるはず。 こういう
教育こそが、選手のための将来に役立つのではないだろうか?
こういうチームがどんどん増えてほしいし、こういう指導者がどんどん増えてほし
い。