kenkostyle2050’s blog

『世界の人々を勇気づけ、平和と豊かさに貢献する』

『目標共有』というより『組織一丸の目標』に

【仕事術:記事149】

よく、聞こえは良いが、『目標共有』が大事・・・と言われる。

平社員に聞いても、一応、『共有の目標』を即答できるようには躾けられている・・・

でも、本当に、心から 全員で「その目標を達成したい・・・」と思って一丸になってい組織は、社会ではなかなか少ないのではないか?

 

私が自分の組織で、よく使っているやり方は、

現場を始める時・・・

「三日後に、このプロジェクトのVE(バリューエンジニアリング)案 そして、CD(コストダウン)案 その他の現場運営案・・・なんでもいいから、全員案を持ち寄って、話し合おう・・・」と 管理職~非管理職まで全員に声を掛ける。」

 

※実は、その前段階の、受注活動の時には、そのプロジェクトに参画していない管理職にも声を掛けて、同じような、様々な案を出し合った討論会を行う・・・この活動が、自分の見えていなかった案も出るし、こうやって、大きなプロジェクトを作りこんで受注に持っていく・・・というプロセスが周りの人間の勉強になり、大きな経験にもなる・・・

 

自分の組織全員で案を持ち寄ると、失礼だが、ほとんどが既に自分が考えていた案かもしれない・・・でも、考えてくれたことで、その平社員も、周りの意見が頭に入りやすくなっている・・・たまに、目から鱗の案があって、良いと思えば、『採用』を決定する・・・そうすると、平社員・新入社員でさえ、嬉しくなり、プロジェクト愛が生まれれる・・・そうやって、全員のモチベーションが上がっている時に、さりげなく、自分が考えている案の意義も植え付けてしまう・・・

参加した人は、平社員・新入社員でさえも、組織の『共有目標』を作り上げるメンバーである、意識ができあがる。

こうやって、全員で意思が統一された案が『本当の共有目標』であり、全員で真剣に作り上げた『本当の共有目標』になるのだと思う。

これから、始まる、100億円をはるかに超える、ビッグプロジェクトでも、こうやって、『本当の共有目標』を作り上げるつもりだ。