練習の仕方を間違うと やればやるほど下手になる 【仕事術:記事192】
なんでも 物事を始めた初期のころは、『練習すればするほどうまくなる』
これは 間違いない。 決して努力は裏切らないし、無駄にならない。
ただ、 最近思うのが、始めてから20年経つゴルフに関しては、『練習すればするほどうまくなる』という簡単なものではない。下手すると、『練習して下手になる』場合すらある。
仕事はどうか・・・、『仕事すればするほど仕事ができなくなる』ということはほぼないかもしれない。
その違いはなにか???と考えてみると、
当たり前のことだが、
誰でもできるような『ある一定のレベル』までは、遅かれ早かれ、到達する。
だから、『練習すればするほどうまくなる』
でも、『ある一定のレベル』から先は、がむしゃらな努力だけでなく、努力の方向性=ベクトルが重要になる。
方向性を間違えずに進めているか???ということを 客観的に第三者にも見てもらわなければ、わからなくなる。 案外 自分だけでは気づきにくい。 だから プロにもコーチが必要になるんだと思う。
仕事でも、『ある一定のレベル』までは、『やればやるほどうまくなる』。
でも、『ある一定のレベル』からは、
単なる自分だけの仕事ではなく、組織の仕事の一端を担ってくるから、
『組織の方針』を守りつつ、自分の責任範囲を増やしていくことになる。
だから、組織の長 あるいは 上職者と連携を取りながら、アドバイスをもらいながら やっていくことになる。
ただ、 仕事に関しては、
『ある一定の給料』をもらうからには、『ある一定のレベル』になるのは最低限。
そこから先の伸びしろは
センスもあるが、『気配り』『気遣い』の精神をフル回転して、相手が喜ぶこと や 顧客が喜ぶこと 世間が喜ぶこと をし続ければ、『ある一定のレベル』 から 『仕事のトップレベル』になれる。
なぜなら、自分の仕事で 喜ぶ人が増え続け、 そして 影響範囲が大きくなり続けるから。
自分を成長させ続けようとして 客観的なアドバイスを 自ら求める 『向上心』『素直さ』を持ち続ければ間違いない。
◎成長を止めるのは、
客観的な眼 での アドバイスを拒む 『自惚れ(うぬぼれ)』。
我流で到達したレベルは所詮、『ある一定のレベル』なのに、『一人前』下手すると、『一流』と勘違いしてしまっている 『自惚れ(うぬぼれ)』
いつも、自分で この基本を見失わずに行きたい。
そうすれば、最近調子が悪い ゴルフも スランプ脱出できるかな???
いや、できる。