ひとりでやりきる限界 【仕事術:記事267】
先に 話した サンドバック君・・・
来たばかりの時に しきりに口にしていたのは
「一番 知っていたい・・・」
要は、今まで 一番自分が知っている・・・という状態を作って 仕事をしていたそうだ。
そうするために 夜な夜な時間勝負で やっていたらしい・・・
一言 言わせてもらうと
◎ うぬぼれるな
➡ 所詮、その実力で 一番知っている・・・という状態になれていたく らいの 小さなプロジェクトだったのだ
➡ どんなに実力をつけても、上には上がいる。
自分が一番知っている・・・とい思い込み、もっといいやり方があるのでは・・・? と 探そうと・・・ 受け入れようとしなくなる姿勢のほうが問題だ
◎ 自分だけが限界まで頑張る・・・その前に、周りをどう動かすかを考えろ。
➡ 自分だけが夜な夜な頑張る・・・ 聞いていると、周りが見えていない。
リーダーに必要なことがわかっていない・・・
◎ いつも自分が 誰も手を付けていない 白紙の状態で着任するわけではない。 誰かがすでに着手しているプロジェクトを 途中から参画することもある。 「自分が一番に・・・」のまえに、自分より知っている人間から 聞く素直も必要だ。
➡ その過程で、 すでにいる人間たちに足りていない・・・ことをつかみ、 それを 改善していく 『見る眼』が必要だ。
それを 持っていれば、 いつの間にか 『一番知っている』人間になってしまう。
それをもっていない段階で・・・
人を使う術を 磨いていない段階で・・・
『一番知っていたい・・・』などと口にするのは おこがましい・・・
『一番聞ける人間でいたい・・・』というほうが 正解だと思う。