得意先も追い回してあげる・・・(続)【仕事術:記事323】
その『懸案事項』確認の時に、
得意先・コンサル 等に「やってくれましたよね?」と真っ先に言わずに
まず 我々の宿題・懸案事項の進展状況を報告します
「我々は、こうこう こういうふうにいたしました。」
と 真っ先に報告をしてあげる。
そして、次に、 得意先・コンサル・・・に宿題・懸案事項の報告を聞いてあげるといい。
一番は、「我々は 絶対に やるべきことは 期限通りにきちんとやりますよ。」
という (当たり前のことだが) きちんと信頼を得るようにしたい。
得意先も追い回してあげる・・・【仕事術:記事322】
効率よく、物事を進める・・・
得意先のために・・・
そして、自分たちのために・・・
そうするためには、きちんとこちらが スケジュール管理をしなくてはならない。
私は、そのために 会議では 【懸案事項リスト】を毎回毎回出す。
これは いわば お互いの宿題リストだ。
その項目には、得意先がやるもの・コンサルがやるもの・我々がやるべきもの
責任範囲を明確にし、期限を付ける。
それも、大項目 ➡ 中項目 ➡ 小項目 の順にくまなく。
こうして、お互いが 自分の決めるべきもの 提示すべきものをきちんとやりきらないと プロジェクトは進まない。
なかには、得意先・コンサルに 遠慮して言えないプロジェクトリーダーがいるが・・・ 遠慮する必要ない。どんどん、要望・文句を言って 動かしてあげたほうがいい。 責任を全うしてくれなければ、それは 契約違反だ。
こちらのペースに持ち込んであげれば・・・プロジェクトはどんどん進むはずだ。
でも 最近 「では、来週の会議までに この懸案事項の回答をください」
と言ってるのも 少々時間の無駄だと思うようになってきた。
期限は 来週でなくても ➡ 明日中・・・がいいし、
もっと 言うと、 回答は ➡ 今 ほしいところだ。
お互い持ち帰って・・・というのが、何とも日本人らしいところだが・・・
なるだけ、持ち帰らずとも 方針を出し切って 会議を終える様にできないか・・・とも思う。
会議で 『懸案事項』を確認し、それを追い回し・・・
という状態は、実はまだまだなのかもしれない。
『物事の決定』をするために会議をする・・・
というのが、ベストなのかもしれない。
片付け 【仕事術:記事321】
なんか イライラして どうしようもない・・・
そして なんにも 手につかない・・・
これでは いけないと思っていても 集中できない・・・
そういうときは 重い腰を上げて・・・
片付けだ・・・
1分だけ片付けしてみる・・・
ちょっと 集中した
3分だけ片付けしてみる・・・
もうちょっと集中した
30分だけ片付け・・・
一時間片付け・・・
結局 二時間 書斎周りを片付けして・・・ ちょっとスッキリした・・・
もっと自分をコントロールできるようにならないと・・・
何年たっても こういう だらしない自分と闘っている一面もある・・・
『失敗』のフォロー ~ 『任せ方』・・・【仕事術:記事320】
『失敗』のフォローをしてあげるのは良いことか?
➡ 良いと思う。
➡ ただ、徹底的につけはなし、最後まで 自分で処理させるのもいいと思う。
(最後まで 部下で 収まるレベルならば)
『部下に責任を負わせる』のは良いことか?
➡ きちんと責任を持たせて、『失敗』したら その責任も取らせるのもよいと思う。
➡ 部下に「やってみろ」「責任はおれがとるから」も時にはいいが・・・
部下の力量と任せて仕事のレベルによって・・・
「責任を部下に取らせるか 取らせないか」が変わってくる。
理想は、「自分で責任を取り切れ」と言って任せられるなら、ベストだと思う。
部下に責任を負わせず、すべて自分で責任を負ってしまってばかりいると・・・
部下の自覚は育たないと思う・・・
◎「失敗を自責で捉える力を高めさせる」ためには・・・???
自分の場合
●「失敗した時の責任まで含めて、任せたい」意向を伝え、
「やりたいか?やりたくないか?」を本人に聞く。
「やりたいです」と言ってくれたら、任せる。
●「充分できる。」と判断したら、つべこべ言わないでおいてあげる。
●「できるか???」不安を感じたら
一緒に、「もしうまくいかなかった場合」のシミュレーションをしておく。
●そうは言っても、大失敗をされたら、組織・業績・その他に多大な影響を及ぼすこともあるので・・・ 任すのにも、『野放し』とは異なる。
「自分として許せないライン」「最低限の守るライン」
「この基準値を超えそうなら報告・連絡・相談をする」
という 『自分の基準値』をきちんと伝えておく。
自分がなんとかする【仕事術:記事319】
自分がなんとかする・・・という 自分主体・・・
1人称で物事に取り組める人間が
試行錯誤をして
改善を繰り返して
成功に近づくはず。
『自責』の念が成長をさせるのでは 【仕事術:記事318】
『失敗は成功の素』・・・とは必ずしも言えない。
エジソンのように、成功へのビジョンをもって、失敗~改善を繰り返す偉人に
とって、いかに失敗をするか・・・も成功のうち。
ビジネスの世界では、うまくいかないことも多いが、そこまで 失敗は繰り返せない。
人それぞれ、失敗のレベルと影響度は 全く違うが・・・
『失敗』を『自分の責任』=『自分が~していれば・・・』という『自責』の念をいかにもつかだ。
『自分が主役』という思いで、改善策をきちんと考え、次に進む人間でなければ、
『失敗』する意味がない。
意味がない人間に、無駄な『失敗』をさせる必要もない。
そういう人には、レベルの低い『失敗』にとどめさせたほうがいい。
『自責の念』を持てる人と 持てない人 では 『失敗』の後の 『成功』の確率は実に3倍以上・・・とのレポートもある。
先日、私の事務所で
私が現場をみて、「残念な結果になっている。自分自身が、ちょっと気を回せば防げた・・・と 自責の念を持つ人間は手を上げてくれ』と言ったら、半分の人間が手を上げた。
少し、ほっとしたが、そんなに多くが手を上げるならば、気づいてくれよ・・・という思いもした。