2016読書六冊目(これからヤバい世界経済)
【その他:記事64】
渡邊哲也
これからヤバい世界経済
■第一のポイント
【ゼロ成長に向かう中国】
■第二のポイント
【大量難民で溶融化するユーロ圏】
・グローバリズムの終焉
・世界は総発展途上国化する ⇒ 金だけで人が動き、企業に技術がたまらない。企業が弱体化。
物やサービスの生産能力が下がり、先進国ではなくなってくる。
・世界経済は 中国経済の成長が永続することが前提だった
■第三のポイント
【大構造改革でさらにデフレ化する日本】
・日本は危機になると円が買われる
■第四のポイント
【前例踏襲で破滅の道を進む日本】
■第五のポイント
【利上げに走るアメリカと途上国化する先進国】
・FRBが利上げ時期を見計らっている → 世界経済への影響大きい → 中国はいま人民元からドル・ユーロへの両替を増やしてて、人民元暴落が噂されている。なので、中国は、外貨準備率を取り崩し、人民元を買い戻してる最中。その間にアメリカが利上げしないか戦々恐々の状態。
・シャドーバンキングのしくみ
例)私が中国で1億円入った銀行口座を作る そして、日本でも一億円入った銀行口座を作る
たとえば私が店をやっていたとして、留学生が本国に5万円を送りたい → 受け取り、中国の銀行から5万円を振り込む
→ こうやって日本でお金がたまっていく → 中国人が不動産等爆買いをする・・・
(中国人は 年間約1000万円くらいしか両替は 本当はできない・・・)
ただ、中国当局が規制強化したので、爆買いは減ってくるだろう