強い現場を作る(改善のレベルを考える) 【仕事術:記事177】
(これも ネットで見て勉強になった記事を参考にしております)
「改善」という言葉を日頃何気なく使っているが、その言葉の持つ意味合い、重さは会社によって異なる。
改善とは、「自主的に業務のあり方を考え、課題を発見し、解決を導き出す活動」
改善とは決して目先のムダ取りだけを指す言葉ではない。
改善は、3つのレベルに分けて考える必要がある。
○ 初級レベル
自分の業務や作業、工程を見なおし、ムダ・ムラ・ムリを省く自己完結的な改善活動
○ 中級レベル
前工程・後工程も視野に入れた業務連鎖全体での効率性を追求する他部門まで視野に入れた、改善活動
○ 上級レベル
自らが改善を行うだけでなく、現場の自発的な改善活動が広がり、より大きな効果を上げるための人材育成、仕掛けの開発を行う改善活動
改善とは決して「小さなことの積み重ね」だけを指すのではなく、きわめて奥の深い活動であることを再認識する必要がある。
企業の現場力を上げるために重要なのは、中級・上級の人材をどれだけ育てることができるかによる。