悪玉コレステロールはなぜ貯まる?【健康アンチエイジング:記事224】
■コレステロール →血液中では脂質とタンパク質の集合体であるリポタンパク質の形で存在
■ コレステロール→善玉 と 悪玉に分けられる。
【悪玉コレステロール】
低密度リポタンパク質に含有されるものの通称。
正式名称は低密度リポタンパク質コレステロール
→ LDLコレステロール、LDL-Cと略称される。
LDLはコレステロールを肝臓から血中や組織へ運ぶという重要な役割を担っている。
しかし血管壁に沈着しやすいため、血液中に必要以上に取り込まれると蓄積されて内壁が肥厚し、動脈硬化を引き起こす原因となる。
このため、「悪玉コレステロール」とよばれる。
【善玉コレステロール】
これに対し、体内の余分なコレステロールを取り除き肝臓へ運ぶ働きをもつHDLコレステロールを「善玉コレステロール」とよぶ。
[悪玉コレステロールがたまる原因
元々、コレステロールというのは、加齢と共にたまっていきやすいものです。
若い頃は、コレステロールのたまりやすい生活や、コレステロールの多い食品ばかり食べていたとしても、代謝がいいので、コレステロールがたまっていかない。
どんなに糖分の多いものを摂取したり、
脂質の多いものを摂取しても、代謝がいいので、すぐに脂肪も糖質も燃焼されてしまい、体内にたまりにくい。
若い頃の特権。
しかし、残念ながら、加齢に伴って、代謝が悪くなる。
今まで通り、自分の好物ばかり食べていてはいけないのです。
悪玉コレステロールが出来る理由
① 一番単純な理由は、加齢。
② 運動不足が挙げられます。
③ 暴飲暴食。
暴飲暴食が原因でコレステロールをためこんでしまう方というのも、非常に多い。
例えば、これは女性に多くありがちなのですが、ダイエットで極端な食事制限を行ってしまうと、それだけストレスもたまりやすくなってしまいます。
食べたいものを食べられないもどかしさや、空腹を凌ぐにあたり、疲れを感じてしまったりと、ダイエットをしていると、我慢をため込んでしまい、心身共に疲れてしまい、ストレスによって、突然過食に走ってしまうというケースも、よくありがちなケースです。
これを繰り返してしまっていると、暴飲暴食によって、コレステロールがたまりやすくなってしまい、蓄積されていってしまうのです。
これを避けるためにも、空腹にいきなりお酒や脂肪分を入れようとせずに、一日のうちに、規則正しい食生活を送り、バランスのいい生活をする事が大切です。
バランスのいい食生活をしていれば、ストレスをためるという事もなくなっていき、悪玉コレステロールも緩和されていきます。