アルコールを飲むと『利尿作用』あるのに、なぜ身体がむくむ? 【健康アンチエイジング:記事229】
アルコールには『利尿作用』がある。
アルコールが、排尿を抑えている「抗利尿ホルモン」の働きを抑えてしまうため。
飲むと、トイレが近くなる。
そして尿が出ることでからだは脱水状態になります。
尿が多くでる → 血管内水分減る → のどが渇く
→ 水分を摂るか、またはビールなどのアルコールをガブガブ飲む・・・これが水分過剰状態になる
それならば、 排尿量 = アルコール摂取量がイコールもしくは、排尿が多ければむくみは出ないのでは?と思われる??? がそのような単純な話ではないようだ。
◎ アルコールを摂取すると血管が膨張します。
すると動脈側の毛細血管の「血管透過性」が大きくなり、血管壁が水分を通しやすくなります。
動脈の血管壁には微小な穴が開いていて、そこから水分がどんどん出てくるようになります。
これがむくみを起こす大きな原因となります。
◎ アルコールを飲んで、尿を出して、また水を飲む=むくみ誘発の悪循環
アルコールによる抗利尿ホルモンの抑制で尿がたくさん出ると、喉がかわきますので必然的に水を飲むことになります。さらにアルコールの影響で、血管透過性が亢進され水がどんどんと血管外に出てきます。すると血管内の水分量が不足して脱水状態となりのどが渇くので、また水を飲む・・・
ある人が、お酒は 利尿作用あるから、太らない・・・とか 言ってる馬鹿な人がいたが、
アルコールによって、 血管内の水分が不足していき・・・・どんどん水分取ろうとする・・・
片や、血管の外には どんどん どんどん 水分が流れ出していく・・・
結果的に 水分過剰摂取 ~ その過剰水分が血管外にいってしまう・・・
そして、 むくむ = 過剰水分が体内に残り 飲み会翌日 過剰水分が体重増になる。