リーダーを育てる・・・【仕事術:記事215】
吉越浩一郎さんの本をまた読んで・・・
共感するところが多かった・・・
リーダーシップにおいて
『形式知』 ➡ 5%
『暗黙知』 ➡ 95% を占めると思われる。
『暗黙知』とは 匠・技・コツ・勘・暗黙のルール ・・・などの領域。
これらは なかなか教えられない。教えることができない。
試行錯誤の経験から以外体得しにくい。
リーダーの資質・・・
スピード・判断力・分析力・実行力・常識・倫理観・諦めない心・・・いろいろあるが・・・いつれも『暗黙知』の領域に属するといえるかもしれない。
『暗黙知』はなかなか教えられないが、リーダーを育てる手がないわけではない。
➡ その人が自分で学び育つ人間になればいい。
(教えてもらう・・・という受け身の姿勢では、絶対に 真のリーダーにはなれな
いことを知っておく。知らせておく。)
・ 自分の頭で考えさせる
・ 具体的な期限を区切る(その中で、任せる)
・ 『学ぶ意欲』ある人間には、どんどん どんどん ハードルを上げていってあげ
る。
・ 集団の底上げも図りながら、『個の自立』を促すことにも気を配る。
20世紀最高の経営者のひとり ジャック・ウェルチは
リーダーの条件に「4つのE」を挙げている。
① Energy 仕事を成し遂げる情熱の持ち主
② Energize 組織を活性化できる
③ Edge 厳しさを持ち、困難な決断ができる
④ Execute 実行力
全て『暗黙知』だから 自ら学ぼうとする人間以外絶対に、身につかない。
リーダーは 人格者で尊敬されなければならない・・・ とか
リーダーシップを発揮するには、部下から好かれなくてはならない・・・とか
あまり気にする必要ないかもしれない。
上記の4つを持ち続け、『結果』が出せれば、それでよい。
よけいなことは考える必要ないかもしれない。
分かる人間は 分かるはず。