活性酸素について理解する ②【健康アンチエイジング:記事228】
■活性酸素とアスリートが短命だといわれる???
スポーツに人生を捧げたトップアスリートの多くは60代で亡くなる人が多いそう。
日本人の平均寿命に比べると明らかに短命。
その原因はもちろん活性酸素。
活性酸素は、体内に取り込んだ酸素から作成される。
激しい運動を行うと大量の酸素を取り込むため取り込んだ酸素の分だけ体内で発生する活性酸素も増える。
運動頻度や運動強度が高くなるほど体内に活性酵素を増やしてしまう。
また、野外の紫外線が降り注ぐ中で競技をすればそれもまた活性酸素を発生させる原因になるので室内競技と比べて野外スポーツはダメージが大きくなる。
トップアスリートと呼ばれる人たちは、幼少の頃から現役を引退するまで、毎日トレーニング漬けですから体内で発生する活性酸素が一般人に比べて桁違い。
いまでこそ活性酸素の害がわかっていますから管理栄養士やトレーナーの指導の元、抗酸化成分を積極的に摂取することで抗酸化対策をしていると思いますが、 一昔前のアスリートはそんな知識もなかったはず。
今のアスリートは抗酸化対策をしているはずなのでそこまで短命になるということはなくなっているし、選手寿命も延びてきている。
■健康を害さない適度なレベルの運動???
健康や美容にとって運動不足は筋力の低下や血行不良、代謝の低下などをもたらすのでよくない。
しかし、運動をしすぎても活性酸素を大量に 発生させてしまうのでそれはそれで酸化を進めてしまい、老化につながってしまう。
身体に負担なく、それでいて機能低下をもたらさない程度の運動レベルというのはウォーキングだそうです。
ウォーキング程度の息が乱れない運動は、むしろ活性酸素に対する抵抗力を高める効果があるそう。
なので、水泳するときもジョギングするときも活性酸素ということを考えるとゆったりとしたペースを保ちながら、息が切れるのをできるだけ避けて、 時間をかけておこなう方がいいということになる。
息が切れて座り込むまでヘトヘトになる程に、激しい動き回るというのはNGということです。
あとは 個人差で、ゆったりジョギングが激しい運動・・・になってしまう人もいる・・・ 人によって、『激しい運動』のレベルが全然異なってくる。
ゆったりした有酸素運動・・・というレベルを 個人的に徐々に上げていくのも 個人的には良いと思う。
■ ちなみに、大食い、喫煙、ストレス、運動の4つの中で最も活性酸素を増やすのは大食いだそうです。
食べ物を消化・吸収するためにたくさんのエネルギーを必要とするからでその際に活性酸素が発生するから。
元アスリートで、いまは 運動不足なのに、大食い癖だけ残っている・・・
活性酸素 と 脂肪は たまりまくる・・・
激しい運動をして、大食い・・・これも 老ける原因になる。